イスラエル軍は24日、イスラム教シーア派組織ヒズボラが活動するレバノンへの空爆を続けた。ロイター通信などによると、レバノンのアビアド保健相は同日、死者数が558人に達したと発表。ヒズボラとイスラエルが大規模戦闘を繰り広げた2006年以来、最も激しい攻撃だったといい、衝突がさらに激化する懸念が強まっている。
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ロイターが伝えたアビアド氏の説明によると、23日朝に始まった空爆での負傷者は1835人。死者の中には50人の子どもと94人の女性が含まれるという。AFP通信によると、国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）の報道官は24日、今回の空爆で家を追われた人数は数万人に上ると述べた。
一方、イスラエル軍は24日未明のSNS投稿で、過去数時間の間にレバノン南部でヒズボラの司令所など数百カ所を空爆したとし、前日と合わせて計約1600カ所を空爆したと主張した。一連の作戦を「北の矢」と名付け、攻撃対象には首都ベイルートも含まれているとした。軍のこの日の発表によると、ベイルートへの空爆で、ヒズボラのミサイル・ロケット弾部隊のトップを殺害したという。
イスラエル側の主張は
イスラエル軍のハガリ報道官…
